武華山・ニペソツ山・ウペペサンケ山・芦別岳・夕張岳

【期日】平成2075日〜13

【天気】7/5曇り 7/6 晴れ 7/7霧 7/8霧 7/9晴れ 7/10 曇り 7/11雨 7/12 曇り 

7/13 曇り

【記録】7/5() 羽田10:10(AIRDO)=千歳12:1014:00=塩別温泉18:15 ()

        7/6() 塩別温泉7:42=武華山登山口8:2043―ライオン岩分岐9:001545M10:0005

            ―前ムカ11:0010武華山11:4612:03―ライオン岩12:4045―武華山登山口

           14:0515=糠平キャンプ場17:15(幕営)

       7/7()  糠平キャンプ場4:35=登山口5:15251560M7:28391745M8:2835―前天

狗岳9:0307―天狗岳9:451865M10:4555ニペソツ山11:1040―天狗岳分

12:5513:05―前天狗岳13:30―天狗のコル14:2642―登山口16:25=糠平キャ

ンプ場17:00(幕営)

      7/8() 糠平キャンプ場5:30=登山口              6:06101399M7:39501560M8:4150―菅野温

泉東コース分岐9:23―糠平富士10:2936ウペペサンケ山11:2644―糠平富士

12:3240―菅野温泉東コース分岐13:3614:05M14:3137―登山口15:47==

別ふれあいの里19:30()

7/9() 芦別新道登山口7:0010620M8:1017―見晴台8:5257―鶯谷9:3850

熊の沼10:5511:03―雲峰山11:5012:02芦別岳12:5113:27―雲峰山14:05

27―半面山15:10 ―鶯谷15:4752―登山口17:31=ふれあいの里キャンプ場17:35(幕営)           

      7/10() ふれあいの里キャンプ場8:30==旭山動物園観光=夕張岳登山口19:0010―夕張ヒ

ュッテ19:30

      7/11() 夕張ヒュッテ7:05―二の越8:25358:40―石原平9:00―憩沢10:00夕張岳

11:4157―望岳台13:3242―冷水コース分岐14:1415:13―夕張ヒュッテ16:46

 7/12() 夕張ヒュッテ==留萌()

7/13() 留萌7:00==千歳12:1514:00==羽田15:35

【費用】東京==千歳航空機 29,000(往復分)

レンタカー33,600円 ガソリン(走行距離1,221km)13,775円、 高速料金6,100

     塩別温泉(0157-45-2225)6,500 (一泊2) 、ふれあいの家 3,990(一泊朝食)

     夕張ヒュツテ 2,000(2)、留萌小林旅館 6,000円  糠平温泉「湯元館」入浴500

【感想】

   7/5 サミットで警備が厳しく搭乗手続きに時間がかかるかと思ったが意外と簡単であった。

    レンタカー借用とスーパーでの買出しとあわただしく出発。高速道路のお陰で塩別温泉の夕食

時間までには到着しほっとする。

 7/6  武華山登山口には、車が数台駐車あり。黄色のオオバミズホウズキに送られて、東尾根コースを

登り、ライオン岩コースを下りてくることにする。風のない樹林帯の登り。1547mまでは暑く

て暑くてしょうがなかったがそこからは、緩やかなのぼりで風もあり心地よい。前ムカから武

利山までは、縦走コースが望める。イソツツジ、アオノツガザクラ、ミツバオーレンの咲く中

武華山に到着。岩の頂上からこれから登るライオン岩が見えた。

武華山登山口 前ムカより武華山を望む

7/7   天狗のコルまでは、緩やかな登りでコースタイムどおり歩けたが、そこから先は、ガスの中

景色は見えず、岩のゴロゴロしたところを2箇所とおる。最後に天狗岳から150m下ってまた

300mの登り返し。ようやくニペソツ山に着いたが展望なし。本来なら石狩岳、表大雪から十勝

連峰が見えるはずなのに残念であった。救いは、エゾコザクラ、タカネバラ、チシマキンバイソ

ウミヤマアズマギク、エゾノツガザクラが咲き疲れを癒してくれた。

ガイドには、登り4時間40分、下り3時間 7時間40となっているが我々は登り5時間

40分、下り4時間40 計10時間20かかり本当に苦しい大きい山であった。

ニペソツ登山口 ニペソツ山頂

7/8   糠平コースをとってウヘペサンケ山に登る。樹林帯の急な登りを1時間40分、1399mのピーク

に立ち展望が開ける。ハイマツ帯を過ぎると糠平富士への登りが始まる。急坂ではないが今まで

の疲れが残っているのか足が重くようやく糠平富士についた。山頂表示は、ウペペサンケ山にな

っており、ここで引き返したかった。しかし40分稜線をすすむとウペペサンケ山最高地点とい

うことがガイドブックに載っておるので腰をあげた。山頂までは、予想以上にアップダウンがあ

り苦しかった。ついにウペペサンケ山最高点に着いたが展望は望めず。イソツツジ、イワブクロ、

エゾツツジを見ながら登山口に向かって下山開始。明日登る芦別岳の登山口 ふれあいの家まで

   マイカーで移動。今晩は、テントではなくビジネスホテルで風呂もありゆっくりする。

ウペペサンケ登山口 ウペペサンケ山頂


7/9   新道コースをピストンで芦別岳に登る。天気は、最初はガスがかかっていたが高度を上げにつれ

てガスもとれ稜線がはっきりしてくる。半面山の登りで足が重くなりこここで断念かと諦めかか

ったが、しばらく休憩すると楽になったのでさらに登る。雲峰山までくると目の前に芦別岳の大

きな山容が望め疲れも一気に吹き飛ぶ。ようやく3日ぶりにはっきりした山々がのぞめ嬉しい限

りである.ここから、周りの山々を楽しみながら50分ほど稲妻型に切られた登山道を登ると

芦別岳に着いた。頂上からは、北尾根の夫婦岩、はるか彼方に夕張岳等が望める。残念ながら十

勝連峰は、雲で見えず。ウスユキトウヒレン、チシマギキョウが咲いておりゆっくりしたかった

が虫が飛び交っており下山することにした。

         芦別岳登山口              芦別岳山頂
                              雲峰山より芦別岳を望む
芦別岳 ふれあいの家 アオノツガザクラ

7/10  今日は、疲れを取るため有名な旭山動物園見学。きめ細かな動物の専門的な事を掲示したりデモ

したりして大人が楽しめる動物園であると感じた。

今晩泊まる夕張ヒュッテは、夕張市は経営困難のためボランティア団体で管理しているとの事。

すでに4人のパーティが2階で就寝中のため、静かに夕食の支度をする。

7/11 雨の中前のパーティも出発していくので、我々も馬の背コースを登り冷水コースを下りにとるこ

とにして出発。稜線はガスの中、風も強く夕張岳山頂を踏んだだけで下山。お花畑を見る余裕も

なかった。

            夕張ヒュッテ         夕張岳山頂

7/12  留萌観光で今回の北海道山旅のピリオドを打った。今回登った5座のうち、天気に恵まれたのは

武華山と芦別岳の2座であったが人との出会いと高山植物が多く充実した気持ちで北海道を後に

した。

  エゾツツジ(ウペペサンケ稜線で撮影)         タカネバラ

 


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